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人事・新入社員必見!入社式の自己紹介は重要?ポイントを紹介

年が明けてひと月が経ち、人事の皆様は新入社員を迎え入れる準備の真っただ中かと存じます。
環境を整えるだけでなく、新入社員へのフォローにも頭を悩ませているのではないでしょうか。

新しい環境をスタートする最初の一歩は緊張が伴います。
これから働く場所で、初めて自分をアピールする『入社式での自己紹介』は、環境に馴染むきっかけになります。

しかし、

「先輩社員に自分の事を覚えてもらいたいけど悪目立ちはしたくない…」
「何を伝えれば、覚えてもらえるのだろう。」

こういった悩みを抱える新入社員の方は多いと思います。

そこで今回は、新生活に良いスタートダッシュきれる自己紹介で押さえておくべきポイントと、
現在普及しているオンラインの自己紹介で開催側・参加者側の注意点をお伝えします。

 

入社式での自己紹介の重要性

入社式での自己紹介というと、1人の持ち時間は1分程度で設定されており、
「その場のアドリブでなんとかしよう!」と考える方も少なくありません。

しかし、それは勿体ない!

なぜなら、押さえるべきポイントを把握してしっかりと準備をしておくだけで、その後の働きやすさに関わってくるからです。自己紹介を細かく覚えている先輩社員は少ないですが、「どんな印象を受けたか」は記憶に残っていることが多いです。

そのため、「新入社員の子の印象がよかった」「話しやすい雰囲気の子だった」など、好印象を残しておくと、仕事でのコミュニケーションがスムーズに進み、新しい環境に慣れていくストレスも軽減されるでしょう。

第一印象を良いものにするために、自己紹介を考えてもらう人事側もポイントを認識し事前に伝えることもサポートとして考えてみてはいかがでしょうか。

 

自己紹介のポイント

新入社員として初めての挨拶となるため、無理に笑いを取りに行こうとハードルを上げる必要はありません。
相手に対して良い印象に残る残すためにも、まずは基本を押さえることが重要なポイントです。ここで、二つのポイントに分けてご説明いたします。

 

ポイント①「全体の構成を考える」

限られた時間のなかで物事を伝える際には、話の流れを構成しておくことが肝心です。それは、自己紹介においても同じといえます。

まず初めに、自己紹介の構成として「①基本的な自己紹介」をします。そこでの項目にそった「②自己アピールポイントを一言つけ加える」ことで、他の新入社員との違いを出し、印象を残すことが出来ます。
そして、「③入社に対する喜びの気持ち」を伝えます。さらに、「④仕事に対しての抱負や決意」といった新入社員ならではの熱い思い。最後に「⑤先輩社員に向けた指導のお願い」へと繋げます。

上記5つのポイントをしっかりと押さえ、自己紹介の流れを把握することが重要です。

 

ポイント②「シンプルかつ分かりやすい簡素な自己紹介」

もう一つ大事なポイントは「シンプル」にまとめることです。

核心にたどり着かず長々と話をする人よりも、分かりやすく要点をシンプルにまとめ簡潔に話をする人の方が、良い印象を感じることが多いと思います。これは入社以降も重要なスキルになります。マスターしておくだけで、仕事がやりやすくなっていくでしょう。

また、長く話をすることで聞き手側が要点を掴めず、結局何も印象に残らず覚えてもらえないリスクが高まります。それどころか、不快感を与えてしまいかねません。

まずは、伝えたいキーワードをどのように伝えるかというところから考えると良いですね。

 

オンライン開催での自己紹介のポイント

コロナ禍での社内イベントは今や『オンライン開催』が主流となってきています。
そこで、オンライン開催される入社式の場合の注意すべき点をご紹介します。

①カメラマイクの操作を把握・操作補助

まず、オンライン開催される際使用するプラットフォームの『カメラ/マイクのオンオフ』機能を把握しておきましょう。指名があった際、スムーズに切り替えることが出来ます。

また、マイクの音量やカメラ位置なども事前に把握しておくことが重要です。
主催者の方は、事前に使用するプラットフォームの共有や、マニュアルの提示で事前にフォローすると良いでしょう。開催時は、指名をする前にカメラがオンになっているか確認し、もしオフになっていた場合はカメラオンの申請を送りましょう。

開催前・開催中とサポートをすることで、より新入社員がなじめる環境を作り、今後の入社生活に好印象を与えることも可能です。

②背景

オンライン開催の場合は、参加者それぞれの場所で参加することとなります。そこで注意すべきは背景です。

背景に様々なものが映り込むと、視覚情報が増えてしまい、話の内容が入ってこなくなってしまいます。そうなってしまっては、せっかく準備した自己紹介も台無しです。

そんな時は『背景設定』をしましょう。
(Zoomの場合は、カメラの設定でバーチャル背景を選択から変更できます)

デフォルトでいくつか選択できる背景もありますが、せっかくなら自己紹介にそった自分らしい背景にするのも良いですね。

または開催側が、背景を準備する方法もあります。

同じ背景を配布し全員に使用してもらうことで、一体感を醸成することも可能です。
その後も会社の会議やミーティングでも使用できるため、会社名が入った背景を準備してみてはいかがでしょうか。

③視点の切り替え

オンラインだとどうしても相手の反応が見えず、対面よりも不安な気持ちが大きくなってしまいます。そんな方は『ギャラリービュー』設定を活用しましょう。

プラットフォームがZoomの場合、自分の画面を切り替えることが可能です。

・配信元が設定しているメインの画面が大きく映し出される『スピーカービュー』
・オンライン参加者が小さな画面になってたくさん表示される『ギャラリービュー』

自己紹介をする際、周りのリアクションが気になる方は、後者のギャラリービューに切り替えると良いでしょう。

主催者の方は、なるべく新入社員が不安にならないよう、チャット欄でコメントを募るなどの配慮が不可欠です。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

対面・オンラインと開催方法が違う場合を想定して、どちらにも対応出来るよう準備しておくと安心ですね。これからの新しい環境でより良いスタートが切れるよう万全を期しておきましょう。

開催者の皆様は可能な限り、新入社員の皆さんへのサポートをすることで、より安心してこれからの社会生活を過ごしてもらえるようにすることも大切です。

対面はもちろん、画面越しでコミュニケーションの取りにくいオンライン開催の場合はより気配りが重要となります。

オンライン開催でなにかお困りのことがございましたらお気軽にイベモンへご相談ください。