このコロナ禍の中、就職活動やそれにまつわる事が大きく変化しました。
これからの就職活動がどうなっていくか、それはまだ誰にも解りません。
例年であれば春に向けて内定式を執り行うことで、新入社員の方には会社を知ってもらい、同期ともコミュニケーションを円滑にすることで、春から頑張ってもらいたいところです。
ですが、昨今の事情もあり、対面での内定式の実施は難しく、オンラインでの内定式を執り行う事業者も増えてきています。
一方、就活から入社までオンラインで完結してしまい、不安を感じている内定者の方々もいるようです。
【コロナ禍のオンライン就活生が内定式で希望することは「同期に会いたい」、「会社を実際に見てみたい」】
「同期と会って仲良くなるチャンスがほしい」
「実際に上司や会社の雰囲気を見てみたい」
といった声も、今の新卒の方々から実際に出ています。
内定者の不安を取り去り、楽しみながら会社を知ってもらう良い機会ですが、
なにかと堅い進行になってしまいがちな内定式です。
対面でなく画面を通じての場合は、さらに堅くなってしまうかもしれません。
和やかで有意義な内定式のためには 「楽しく、飽きさせない会」の演出が大事です。
プロの司会の起用や、オープニング映像の導入なども考えてみてはいかがでしょうか。
なにより、内定者自身が「参加できるイベント」の企画が大事です。
謎解き脱出ゲームや人狼ゲームなど、レクリエーション企画によって同期入社の仲間とチームワークを育むのも、内定式を行う意義のひとつです。
今回は、オンライン内定式で内定者の方々が和やかに打ち解けることができる、ZOOMならではのレクリエーション企画をお伝えします!
はじめに
ZOOMには、オンラインセッション中に使用できる『ブレイクアウトルーム』という機能があります。
(簡単にいえば、参加者を別々の小部屋に振り分け、そこで歓談してもらうようなシステムです)
今回は、このブレイクアウトルームを使って行う、ZOOMならではのレクリエーション企画をお教えします。
①ブレイクアウトルーム×クイズ
まず、メインセッションにて問題を出題します。
*出題は知識問題や検索すれば解るクイズではなく、業務上の問題をどう解決するか、といった参加者どうしの話し合いを促すような出題がより良いでしょう。
①ブレイクアウトルーム機能にて参加者を振り分け
②制限時間を設け、その時間までルームごとに問題に挑戦(制限時間は設定で変更可能)
③時間になり、ブレイクアウトルームを解散し、メインセッションに戻ってきたら回答を発表
④司会者主導で、その問題の解説や品評
②ブレイクアウトルーム×絵しりとり
ZOOMのセッション画面を使って、『絵しりとり』をします。
参加者のみなさんに、絵が描けるようなノートやスケッチブックと筆記用具を用意してもらってください。
わかりやすいように、太いマジックペンなどを使うことをお勧めします。
①ブレイクアウトルームで参加者を振り分け、ルーム設定で制限時間を設ける
※人数によりますが、制限時間は短い方が盛り上がります。1人頭1分が目安です)
②絵を描く順番の決定(”ギャリービュー設定”で左上から順に・・・といった形がお勧め)
※順番が決まったらルーム参加者はマイクをミュート
③最初の人がしりとりの「り」で始まるモノの絵を描く
④絵を描き終えたら、カメラに向ける
⑤次の順番の人が、前の人の絵を見て何が描かれているか考え、しりとりの要領でまた絵を描く
⑥順番に続けていき、絵によるしりとりを制限時間いっぱい続ける(何周してもOK)
⑦時間がきたらブレイクアウトルームを解散し、メインセッションに戻り、司会者主導で答え合わせ
⑧チーム毎に『しりとりが成立していた回数』をポイントとし(司会者の方の基準による判定)、一番多く繋げたチームの勝利
③ブレイクアウトルーム×人文字リレー
参加者はビデオをONにし、「ギャラリービュー」にします。
司会者からお題の文字を参加者に提示しておきます。お題は短い単語の平仮名、片仮名、アルファベットが好ましいです。
① ブレイクアウトルームで参加者振り分け
② ZOOMのセッション画面を利用し、出されたお題に沿って「人文字」を作り、スクリーンショットを撮影(画像参照)
③ メインセッションに全員が戻ってきたら、ルーム毎のスクリーンショットを並べて、司会の方をメインにして品評
④ ホストによる投票機能を使い、チームごとに順位を決定
(※わかりやすさ、芸術点など、評価基準は様々)
このように、ZOOMを利用したレクリエーションの方法も様々です。
今回は「ブレイクアウトルーム」を利用したレクリエーション企画を主にお伝えしました。
ですが、ここで紹介していない便利な機能や設定もありますし、
逆に気を付けるべき問題点もたくさんあります。
この記事を読むことで、ZOOMを普段使用している方にはイメージがつかめたかもしれませんが、
そうでない方にはまだ想像ができないかもしれません。
弊社イベモンでは、こういったZOOMを使ったレクリエーションの司会進行なども
担当しております。
進行の仕方やZOOMの機能の細かい使い方など、つつがない企画進行にはコツとノウハウが必要です。
まずはお気軽にご相談ください。