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【ウェビナー内容大公開!】内定者承諾率、エンゲージメントを高める戦略とは?

先日、新卒採用ご担当者様へ向けたオンラインウェビナーを開催いたしました。

(共催:株式会社ジーズコンサルティング様)

【内定承諾後の辞退が不安な方必見!】入社までの正しいエンゲージメント戦略とは?
を題材に株式会社ジーズコンサルティングの中崎様と弊社久野が登壇し、80社以上の企業様にご視聴いただき、大盛況にて開催された本イベント。

採用戦略にも、もはやオンラインイベントの活用は必須。たくさんのご質問もいただき、注目度の高さを感じさせるお時間となりました。
本記事ではゲスト登壇した弊社久野による、講演内容の一部を抜粋して紹介させていただきます。

●学生の最新就活動向は?

 

弊社では内定関連や学生イベントの企画はもちろん、オンライン説明会などの学生向けの講演企画も行っております。
その為リアルな学生さんのお声を聴ける機会も多く、そちらも含めてご紹介してまいります。

まず、今後の就活は売り手市場へ移行する事が明らかに予想されます。
少子高齢化の影響で、2030年には644万人も人手が不足するというデータがあります。
労働需要7073万人に対し、労働供給6429万人と言われているのです。

また、最新就活動向を考えるにあたって、新型コロナウイルスの影響は当然把握しておくべきポイントです。
オンラインの普及により、就活セミナー参加数は大幅に増加傾向
就活時期を早め、幅広く業界を見るようになったという学生が大半を占めています
いままで移動の時間を使って企業説明会に参加していたのが、オンラインになり、
たくさんの説明会に参加しやすくなったという事が影響しています。
全国各地の興味がある企業の情報に手軽に触れられるようになった事は、学生の可能性を広げる良い機会と言えるでしょう。
総じて、積極的に多数の情報を取りにいくというのが、最近の学生のトレンドとなっているのです。

●選考中辞退、内定辞退を防ぐには?

母集団形成はここ最近2年ほどは順調に獲得できている企業様が多いです。
一方、選考中辞退、内定後の辞退が目立って増加しているのです。
学生側からは複数の内定を獲得し、企業を選んだ上で1社に絞るという意見が多く、採用充足率の低下に頭を悩ませる採用担当者が増えています。
企業側は、学生に魅力的に思ってもらい、入社してもらえるように、相互理解を深める努力が必要なのです。
他社と差をつける企業内容の説明や、社員の雰囲気を感じてもらうなどの工夫をしましょう。
又、コロナウイルスの影響で新卒同士のコミュニケーションが不足している場合が多く、こちらも採用まで辿り着くには重要なポイントです。

●内定者エンゲージメント戦略はなぜ必要?

ここでのエンゲージメントとは、愛着心・愛社精神・思い入れなどを指します。
モチベーションはやる気・意欲などと表しますが、もっと深いイメージですね。
内定者エンゲージメントはなぜ必要なのか?
それは、エンゲージメントがしっかりと培われていないと、コスト面の損失はもちろん、コスト以外の損失も生まれてしまうからです。

コスト面では、新卒採用(2020年卒)平均採用コストは93.6万円と言われています。
内定辞退が起こると採用コストが上がり、来年度採用活動の人件費の損失にもつながりかねないのです。
コスト以外の損失では、下記が挙げられます。
・社内モチベーションの損失
・会社イメージの損失
度重なる内定辞退により、他の従業員までモチベーションが低下してしまうのは避けたいですね。
就活時に学生とのコミュニケーションに齟齬が生じてしまうと、最悪の事態として就活口コミサイトに悪評を書き込まれてしまう、といったこともあるかもしれません。
会社に対するイメージが低下してしまうのは、金額に換算できなくとも大きな損失です。
そのため内定者には従業員と同じように感情のマネジメントが必要不可欠
対策としては経営陣、採用担当者からは期待・称賛・委任・理解・共有をしっかりと伝える事
内定者に成長感・帰属感・安心感・高揚感を感じてもらえるよう、しっかりとケアしていきましょう。

●エンゲージメントを高める内定者オンラインイベントとは

それでは具体的にエンゲージメントを高めるにはどうしたら良いのでしょうか?
先ほど、企業説明会のほとんどがオンライン化しているとお話しましたが、
イベント全体でも8割がオンライン化
オンライン採用イベント・オンライン内定式や就活ウェビナー・懇親会・表彰式・社員総会・キックオフ・周年イベント・式典・オンラインIRなど、今やあらゆるイベントがオンラインにて行われています。

更に、対面式イベントの模様をオンラインでも参加できるようにするハイブリッド開催は増加傾向。
今後もハイブリッドオンラインイベントは加速し、一般化すると弊社は予想しています。
変化する参加の多様性に対応した、魅力的なイベントの企画を構築する事が必要不可欠といえるでしょう。

●失敗しない内定者向けイベントを企画するにはどうしたら?

例えばオンライン会社説明会、オンライン内定式を行う場合は、下記のようなポイントを意識すると良いでしょう。
①覚悟感の醸成
働いてもらう上でのメリットはもちろん、大変なことも隠さずにしっかりと伝える事。企業で働く覚悟と責任を感じてもらいましょう。
②縦横斜めの関係性
上司と部下、新卒同士、他部署との交流など社内の様々な役割の方とコミュニケーションができる機会を設けてあげましょう。
③働くイメージ
先輩のリアルな声を聴ける質問の機会を設ける、業務風景を中継する、社屋や設備を映像で紹介するなど。
実際どんな風に働くのかをイメージしてもらえる情報を発信しましょう。
④第三者への自慢
オンライン入社式、こんな風にしてもらったんだ!と、家族や友人に自慢してもらえるような、しっかりした企画内容を準備しましょう。
⑤他社との差別化
一般的な内容だけでは印象に残りません。会社の個性が出るようなイベントを盛り込みましょう。

オンラインイベントでは企業紹介に加えて懇親会のお時間を設けたり、レクリエーション、ゲームコンテンツを取り入れるなどユニークな企画も増えています。
学生に楽しく過ごしてもらい、会社に興味を持ってもらえるような企画がお勧めです。

●まとめ

私たちイベモンは、ただのイベント制作会社としてではなく、イベントを通して企業様のお困りごとを解決することを常に目指しています。
何のために採用をするのか?

・従業員が会社を好きになる
・従業員がサービスを理解する

このポイントをクリアすることによって、内定者・従業員が高いパフォーマンスを発揮できるようになることでしょう。
結果、採用効率がアップするばかりか、離職率の低下など企業と従業員の高い相互利益が生まれるのです。
求人採用のご担当者様は、通常業務も兼任しながらの採用戦略、イベント準備となり、なかなか説明会や内定式の準備だけに時間を割くのは難しいといったお声も良く聞かれます。
イベントプロデュースを利用するかは未定だが、イベントのアイデアを聞きたい、質問をしたい。
こういったお問い合わせも大歓迎です。
オンライン採用イベントについてお悩みのご担当者様は是非、弊社イベモンにお気軽にご相談ください!