近年リモートワークが増加し、業務に関して直接褒められる機会が減少したため、モチベーション向上を目的とした表彰式を行っている企業も増えてきました。 自分自身の行ってきた仕事の評価が表彰式という形で目に見えることでより実感できます。 表彰されなかった社員には大きな成果を上げた人を表彰することで、心を揺り動かしモチベーションを引き上げるきっかけが期待出来ます。 表彰式は今期の活躍を賞賛する場でも、来期の活躍の準備をする場でもあるため大切なイベントの1つと言えます。
このような表彰式の雰囲気作りも企画する側にとっては重要な課題となります。雰囲気作りのポイントとして「曲選び」も一つの方法です。 そこで今回は表彰式の一体感を作るため、おすすめの曲と曲を選ぶ際のポイントをいくつかご紹介したいと思います。
1表彰式の曲決めポイントとは?
表彰式といっても、企画はいくつかの場面で構成されます。 曲も表彰式が始めるオープニングから、メインの表彰の曲を1つではなく順位ごとに変えたり、エンディングまでと各場面分の曲が必要となります。そこで各シーンに合う曲を選ぶことにより、表彰式全体にメリハリが生まれます。 また参加している社員全員に曲の雰囲気によって一体感も生まれ、より表彰式が盛り上がります。 プログラムを作成する際に、表彰式の内容によって歓談用やサプライズ演出用の曲も必要となる場合もあるため、各場面の横にBGM欄を作成し整理していくとイメージがわきやすくなります。
曲を決める順番は、1番重要である表彰シーンの曲を選ぶことで表彰式の全体の雰囲気も決めやすくなるためおすすめです。
2シーン別おすすめ曲
では実際の表彰式の場面にあった曲はどのようなものがあるでしょうか。 シーンでどう感じてほしいかという目的を明確にし、決めていくことがポイントとなります。 今回は、どの表彰式でもあるシーン「オープニング」「表彰・スピーチ」「エンディング」のおすすめ楽曲を紹介いたします。
①オープニング
■海猿 救出
こちらはオーケストラで演奏されており、曲が進むにしたがって盛り上がっていく楽曲になります。 段々盛り上がることで、表彰式への期待感を高めていく効果が期待できます。 また、曲に合わせて会社の歴史や社員の写真などを使ったオープニング映像もよりオープニングを盛り上げることができ、おすすめです。
■Queen We Will Rock You
有名な楽曲でもあり、独特のリズムが注目を集めやすくなります。そのため、参加者のテンションを上げることもできるため、冒頭から社員の熱気がほしい場合はこのようなリズミカルな楽曲が良いでしょう。
②表彰・スピーチ中
■~「美女か野獣」メインテーマ~ Broadcast
オーケストラ楽曲は、表彰・スピーチ中に楽曲が邪魔になることがなく、よく使用されています。讃えられるような曲調を選んでいただけると、より雰囲気を作り出すことができます。
■シンディ・ローパー Girls Just Wanna Have Fun
洋楽も比較的、表彰やスピーチ中でも邪魔になることが少ないため、話し手がいるシーンではよく使用楽曲として選ばれます。 こちらの楽曲のように曲が終わるまで、一定のリズムで流れると雰囲気も一定に保つことができるため、選ばれることが多いです。
③エンディング
■ Really Slow Motion Hero
エンディングは表彰式の締めのため、曲決めは表彰中の次に重要なポイントと言えます。 次回の期待感を持たせたい場合は、こちらの楽曲のようなダイナミックな楽曲がおすすめです。 曲が流れている間、「次回表彰されるにはどうしたらいいだろうか」「このような雰囲気の表彰式に出てみたい」と思わせ、モチベーションや期待感を向上が可能となります。
■Hwasa Orbit
こちらの楽曲は上記とは異なり、ダイナミックさよりも静か雰囲気で締めていくような楽曲となります。次回への期待感よりも、「今日の表彰式はよかった」と振り返ってもらうような雰囲気作りになります。
いかがでしたでしょうか? 曲を各場面の目的に合わせ決めることで、作り上げられる雰囲気は異なります。モチベーション向上のためには、もちろん楽曲だけでなく全体の企画も重要となってきます。 曲と企画を合わせて考えていくのは、幹事様にとっては大変な作業となります。 企画はプロに任せて、合わせた楽曲は幹事で選ぶという方法も可能です。
お悩みの方は一度イベモンまでお気軽にご相談ください。