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決起会とは?目的・成功の秘訣を公開!

決起会 目的 内容

決起会といっても「決起大会」「決起集会」もあれば、「キックオフミーティング」「キックオフパーティ」などと題することもあります。

企業のみならず、さまざまな団体や選挙運動などでも開催されます。プロジェクトやイベントなど物事を始める際や、さまざまな節目に「決意を表明する」「結束を固める」「方向性や目標を確認する」という目的で行われることが一般的ではないでしょうか。特に企業や団体では正式な行事と位置付けられますが、それぞれの場面において決起会の内容が異なります。

今回の記事では、「決起会の内容・目的・成功の秘訣」に関してご紹介いたします。

趣旨に応じた決起会の内容

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企業の決起会は、「取引先や顧客に対して実施するもの」から「社員総会などの社内行事」まで様々です。

社内行事の場合、内容は「決起会の趣旨」によって変わります。基本、社員総会などの定例で行われる決起会では、『業績や現況報告』『経営方針(目標)』『伝達事項』などの内容が中心となって進められますが、経営者や部門責任者などが淡々と話し続けると、参加者の集中が途切れてしまうかもしれません。そこで、「発表者と司会者の掛け合い」「参加者との対話形式の場面」を挟むなどの工夫を施すことが必要です。

「決起会」と「懇親会」は分けて行う

定例で開催される決起会において、参加者の「関係性強化」や「コミュニケーション強化」に重点を置いている企業も多いのではないでしょうか。

そのような際に「決起会を ”方針説明” や ”業績報告” のみの内容にし、その後懇親会を実施する」というケースが考えられます。ただ、ボリュームが小さい決起会の場合でも、懇親会の冒頭に行うのではなく、正式な1つの行事として開催することを勧めます。決起会は、少なからず緊張感のある特別な会としての位置付けが必要であり、厳粛にとまではいかなくとも、役員のスピーチに集中できる空気感をつくることが大事です。

親睦を目的として行う懇親会は、決起会終了後に休憩を挟み、メリハリを持たせる意識が必要です。あくまでも懇親会は「決起会の一部」なのです。また、「功労者や永年勤続者などを称える表彰式」を決起会に組み込み、表彰の理由などを説明することで、会社の方向性を示すことができます。

また、開催する会場も重要です。会社内に決起会に適した会場がない場合は、「特別な会」や「親睦をはかる会」に対応できる『ホテル』や『イベント会場』などが最適かと思われます。決起会で必要な機材の手配や、懇親会をスムーズに行うには安心できる会場を選びたいものです。

懇親会では参加者に大いに楽しんでもらう

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決起会後の懇親会は「参加者の結束」を深めるためにとても重要ですが、懇親会を行うにあたって最も大切なのは『参加者に楽しんでもらうこと』ということを忘れてはなりません。

懇親会で実施するコンテンツといえば「余興」や「ビンゴ大会」が一般的でしたが、最近では「ゲーム」や「クイズ」など様々な選択肢があります。

予算に限界はありますが、景品を用意し「チーム対抗戦形式」にすると大いに盛り上がります。チーム分けを職場単位で行うと結束が深まり効果的ですが、異なる部署・勤務地で編成した混合チームにすることで、普段接点のない従業員同士の交流が生まれ、コミュニケーション強化が図れます。懇親会は、主催者のおもてなしの心で大いに楽しんでもらうことで、決起会の目的達成に近付きます。

 

状況に対応する決起会の在り方

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本来決起会は人が集まって開催されるものですが、現在のコロナ禍では十分な感染対策をする必要があります。しかし、工夫を凝らせばオンラインでの開催が可能です。 懇親会ではオンラインならではのゲームやコンテンツも実施できます。 行動を起こす際は、メンバーの結束を固め方向性や目標を確認するために、質の高い決起会を開催しプロジェクトの成功や業績向上につなげましょう。

もし、決起会やその他イベントに対する疑問点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。御社のお力になれれば幸いです。