Column
コラム

組合向けオンラインイベントは企画次第で大いに盛り上がる!

働き方改革が急速に浸透していますが、感染症対策としてオンラインでのさまざまな取り組みも進んでいます。

一方で、企業のみならず労働組合・共済組合・社員会・互助会など働く人たちの組織にも、このような変化への対応を求められています。 労働組合では、今後の取り組みと組合への関与意識への影響として「新しい働き方に向けての取り組み」を重視し、コロナ禍での新しい取り組みが組合に対する参画意識を向上させるのにとても重要だといえます。

定期大会やイベントなど組合活動を従来どおり実施するのが困難な中、オンラインの活用で会議・研修・セミナー・イベントなど組合向けの有効な取り組みを実現したいものです。

労働組合が抱える課題

労働組合では、従来より『組合員の組合への関心低下(組合離れ)』『後継役員問題』『組合員のイベントへの興味の薄れ』などの課題を抱えていましたが、コロナ禍においては「集まり」に関してが最も大きな課題といえます。会議・セミナー・イベントなどの企画の自粛や延期・中止を余儀なくされ、大会はオンラインで開催できても内容の充実など新たな問題が出てきています。 さらに、対面(Face to Face)でのコミュニケーションが困難になり職場の問題や組合活動に対する要望など、組合員の声が届きづらい状況にあります。

 

オンラインで解決できること

「集まり」に制約が多いこの時期でも、オンラインで大会や会議・セミナー・研修会の開催を企画している組合も多いでしょう。大規模の定期大会から支部単位の執行委員会など、用途に応じたツールを使用し資料もデータで配布できますのでオンラインだと効率よく実施可能です。

「在宅勤務(リモートワーク)対象者向けのメンタルケア」などの健康をテーマにしたセミナー・ワークショップや、業種に応じた勉強会などプログラムはさまざまです。 また、「集まり」が可能な場面では主要会場と拠点や自宅などをつないだハイブリッド型のオンライン開催など工夫を凝らせば、「集まり」を最小限にしながらも企画内容は大きく拡がります。

多彩なオンラインイベント企画

組合イベントについては「集まり」あってのものですが、組合員や家族が描いた絵や写真・動画などを募集しオンラインで披露するコンテストや、演奏や歌の動画を披露する音楽に関するものなど家族向けのイベントを実施している組合も多くあります。

「集まり」といえば、大会時の懇親会こそ「ハイブリッド型オンラインイベント」が最適です。映像コンテンツや、イベント専用アプリなどを駆使し『グループ参加型のクイズ大会』『謎解きゲーム』など、演出は多彩です。景品も豪華家電製品や日用品・話題のグッズなど幅広く手配でき、目録や宅配での配布も可能なので参加者の満足度も上がるでしょう。アーティストの手配はもちろん、参加者実演のライブなどオンラインでしかできない大いに盛り上がる企画が可能です。 また、全国どこからでも参加できるオンライン旅行も組合のレクリエーションにはとても魅力的ではないでしょうか。

今こそオンラインの活用を

オンラインでの会議やイベントでは、ツールを使いこなす知識や機材の手配、コンテンツの充実や運営・進行の技術など人的な技術や要素も必要となります。

しかし、専門のサービスを利用すれば負担軽減や効率的な運営はいくらでも可能です。また、オンラインにしかできないこともたくさんありますのでオンラインイベントを活用し、今こそ新たな組合活動を醸成する絶好の時機なのではないでしょうか。