近年、社内イベントの「オンライン化」を試みている企業が増えております。オンライン化によって、企画を考えることの難しさを実感している方も多いのではないでしょうか?
従来とは異なり、実際に会場に社員がいないため、どのように主旨を伝え、社員に楽しんでもらうかをより一層考えなくてはなりません。 そこで今回は、社員を讃え今後の目標のきっかけ作りにもなる「オンライン表彰式」を盛り上げる、サプライズ企画をご紹介します。
オンライン表彰式の難しさ
まず皆様の頭を悩ませていること。
通常行われていた社員が集まる表彰式とは異なる点の多さが、オンライン化の難しいところです。
リモート勤務が主流になる中、オンライン化の導入が進んでいる会社も多いですが、”ZOOMを使った会議”や”ファイルの共有”などにとどまっているところも少なくないと思われます。
「オンライン会議ツールでのオンラインイベントの開催」も可能で便利なのですが、オンライン会議と同じような問題点が挙がってきます。
例えば「参加者の反応が直接見えない」という悩みがあります。表彰のタイミングや社員からの反応をみて進行をしていくことは難しく、テンポの進み方はもちろんのこと、表彰を実際にどこまで行うかも決めなくてはなりません。
あまりに表彰の人数が多いと表彰の時間が長引いてしまい、自宅で見ている社員は集中を切らしてしまいます。
その解決策の1つとして、サプライズ企画が有効です。
では実際にはどのようなことがオンラインで可能でしょうか?
▼オンライン表彰式の企画はこちらを参考
自宅へ届く記念品
オンラインのため、受賞者が実際に会場にいることが少なくなっており、表彰状や記念品を直接受け取る機会が減っています。
そこで、時間指定を行い、賞状や記念品が受賞者の自宅へ宅配便で届くサプライズをしてみるのはいかがでしょうか?
タイミングとしては、実際の表彰を中継している際が最もおすすめです。表彰され、コメントを画面越しに伝えている最中に突然届いてしまう。となれば、受賞者だけでなく非受賞者も「こんな演出があるんだ!」と驚くはず。
実際にはそこまでのタイミングを宅急便で図ることは難しいため、当日開始される時間帯に届くように手配するのが良いでしょう。 表彰中の配送をどうしてもしたい場合は、宅配便でなく、社員や役員が届けに行くのはいかがでしょうか? 仲間に会えたというサプライズも追加されるため、さらに驚きと感動が生まれるでしょう。
事前準備さえあれば、「サプライズに驚く表彰者」の映像をそのまま配信することも可能です。
執り行うハードルは高いように思われますが、その分受賞者に与える感動は大きいものになります。
同部署、施設の同僚からのお祝い
在宅勤務を導入している企業も増え、同部署・施設・事業所など一緒に働いている同僚と直接会う機会も減っています。
受賞者へのお祝いコメントを同僚からいただき、当日動画として流すというサプライズも可能です。
実際に表彰式中にコメントを同僚が伝えることも可能ですが、伝えたい気持ちが高ぶってしまい、予定時刻より伸びてしまう場合もあります。
そこで、事前に決められた時間内の長さで動画を作成することで進行もスムーズとなります。
動画で演出を付け加えることで、他社員からも「仲間に認められて素敵な人だな」「こうなりたいな」など、讃えられたり、目標となるきっかけを伝えやすくなります。
受賞者の家族や大切な方からのメッセージ
受賞者の家族や大切な方からのメッセージをいただくと、より感動的な表彰式となります。
受賞者の実際の努力してきた姿を知っているからこそ、表彰式で伝えられることがあります。
努力してきたことを本人ではなく、身近な方が伝えることで、非受賞者も「ここまでこの人はしてきたんだ。」「自分も見習わないと。」と目標にしやすくなります。
受賞者も努力が会社だけでなく家族にも認められる気持ちとなり、さらなるモチベーションの向上へ繋がるでしょう。
表彰式のサプライズ企画はいかがでしたでしょうか?
表彰式は、受賞者を讃える場ではありますが、他の見ている人にとっても目標としてもらえるきっかけにもなります。
受賞者だけをフォーカスするサプライズも素敵ですが、さらに他の社員にも何かを感じるきっかけとなるサプライズも検討してみてはいかがでしょうか?
オンラインならではの難しさはありますが、表彰式を行うことでより組織の活性化にも繋がります。
目的をもってオンライン表彰式を企画しましょう。