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オンライン社内イベントの映像を制作するポイントとは?視聴型おすすめコンテンツもご紹介!

10月に突入し最近では肌寒い日々もあり冬の近づきを感じる昨今、インフルエンザなどの風邪の予防対策も相まって様々な催し物のオンライン化は加速していく可能性が高まっていくと言われております。
社内イベントにおいてオンラインイベントの特長といえば様々なことがあげられると思いますが、食事や周囲に気を取られることがない分、参加者が画面に集中しやすいということが1つあげられられます。
映し出されたものに集中しやすい環境を利用して視聴コンテンツにも工夫を加え、社内イベントの効果を高めるためにはどのような点に気を付ければ良いのでしょうか?
そこで、今回はオンラインの視聴コンテンツ、映像を社内イベントに取り入れるポイントについてご紹介をさせいただきます。

 

 

1.目的をはっきりさせる

映像を作るうえで最も重要なのは、目的をはっきりさせることと言っても過言ではありません。
制作した映像に期待した効果が得られなければ、費用も手間も無駄になってしまい非常に残念です。
ですので、映像の中身や演出を考える前にまずはイベントの目的を決めましょう。
「親睦を深めて社内のチームワークを強めたい」、「社員のモチベーションを高めたい」など具体的な目的を決めておくと映像のコンセプトを定めやすくなります。

また、参加者の望む「目的」を把握することも非常に重要です。
参加者が望むものに意識を向け運営側の目的とすり合わせていくことでイベントのモチベーションも大きく変化していきます。
したがって、目的を定めて1番伝えたいメッセージを基盤に映像でどう伝えるかを考え制作を進めていくことがおすすめです。

2.一貫性を持たせる

映像制作と一口にいっても、その種類はさまざまです。
「オープニング映像」から「ゲーム」、「代表挨拶」、「エンディング」などイベントのプログラムのなかでスライドやムービーを使うシーンはいくつもあります。

これらをバラバラに作ると、「伝えたいメッセージ」がボヤけてしまうことがあります。
映像に一貫性をもたせるために大切なことは「参加者へ伝えたいメッセージ」を軸として全体の流れを考えるのがポイントです。

一つ一つの映像の仕様は異なっていても、全体的な目的が定まっていることで全体の調和ができイベントの一体感が生まれます。

3.オープニングとエンディングに特に力を入れる

こちらは社員セミナーに関して主に当てはまることですが、人材育成において「4:2:4の法則」を意識することで効果が高まると言われています。
具体的な影響を与える要素と構成比は、

・イベント前の意識付け=4割
・プログラムそのもの=2割
・イベント後のレビュー=4割

となっています。
このことからイベントの前後に約8割の効果があります。
そのため、オープニングとエンディングに目を引く映像を用いることで高いモチベーションでイベントに参加できその後も記憶に残りやすいものとなると言えます。
視聴コンテンツには興味はあるが、映像を制作する時間と人員をあまり費やすことはできないという方はオープニングとエンディングだけでも力を入れられると今まで以上に効果が高まるかもしれません。

4.映像の演出に工夫を加える

 

イベント内で上映する演出の仕方によって、参加者の印象は大きく変わります。
同じ内容を取り上げていてもアナウンサーが原稿を読み上げるニュース番組と出演者が私見を述べるワイドショーとでは残る印象は大きく違います。
だからこそ、社内イベントに沿って視聴コンテンツの演出にも変化を加えることは非常に重要です。
そこで、おすすめの2つの演出についてもご紹介させていただきます。

①サンドアート

砂を用いて光と影を織り交ぜてストーリーを描いていくサンドアートは最近ではアーティストのPVにも使われている演出です。
結婚披露宴や誕生日、記念日のセレモニーなどお祝い事で活用されることが多く、そのように活用される理由としては制作者が想像力とインスピレーションを駆使して次々と書き換えられていくサンドアートは見る人の印象に残りやすいというのが1つあげられます。
ですので、セレモニーイベントだけなく社員総会や研修時にも活用すると創設者の思いなどを伝えたい、会社の帰属意識を高めたい、など社内の思いの統一化を図る上で非常に有効です。
参考URL:https://moriblo.net/

②会社オリジナルドラマ・アニメ

設立の経緯やこれまでの軌跡をドラマやアニメで編集して公開する演出です。
役者さんやアニメーション・声優さんが会社のこれまで、現在と未来を表現することでより客観的に自社を見ることができるので会社のことを振り返るものとしては効果的な演出の1つです。
とりわけ会社の立ち上げメンバーといった長く在籍されている社員の方はこれまでの会社の軌跡を振り返るだけでなく原点回帰の機会もなり心に刺さるものではないでしょうか?
さらに、ドラマの中に会社の未来を予想して描いていくと社内にビジョン浸透が期待できます。
このように原点回帰、意識統一、ビジョン浸透において会社のオリジナルドラマやアニメを取り入れるのはとてもおすすめです。

 

今回は、視聴コンテンツを社内イベントに導入する際のポイントについてご紹介させていただきました。
映像を用いてイベントを盛り上げていくことは全体の一体感や参加者のモチベーションの向上、イベントに対する印象の定着度など様々な効果が期待できます。
また、社外的な効果としてこのようなイベントで用いた映像は広告PRや採用プロモーション動画としても活用することができます。
コロナウィルスの影響でオンラインの需要が高まってきている昨今では、これらから映像の演出にもこだわっていきたいという企業の方はだんだんと増えてきています。

これから社内イベントを企画していく中で視聴コンテンツにさらなる工夫を加えるだけで斬新で印象的なものに変化するかもしれませんね。
ぜひ社内イベントだけでなく結婚式の余興やサプライズなどにも活用できるので映像に関して一度ご検討いただけますと幸いです。